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パワラン野球小説 〜スカルタ・スクールストーリー〜
日時: 2004/06/14 17:59
名前: 速馬

パワラン学園が甲子園の決勝戦で対決するスカルタ・スクールの物語です。
メンテ
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Re: パワラン野球小説 〜スカルタ・スクールストーリー〜 ( No.1 )
日時: 2004/06/14 17:59
名前: 速馬


「スカルタ」というのは野球専門コーポレーションであり、
世界を通じて全国に広がっている。
メジャーリーグにもスカルタスターズという球団があり、
設立3年目で「ワールドシリーズ制覇」した事でその名を轟かせている。
その強さの理由というのが豪快な設備と、
その設備を使って小学生から野球時を高校まで育て、
そのままトップレベルのものがスカルタスターズに入るシステムであろう。
日本にもスカルタスクールが大阪、東京がある。
甲子園にもここ数年に於いて
春夏を通して優勝4回、準優勝3回と近年の最強チームとして君臨している。

甲子園連覇(春夏連覇・夏春連覇)

それは甲子園の永い歴史に於いて、過去160の優勝チームの内この偉業を成就したのは、わずか8校でしかない。
スカルタスクールも去年、春夏連覇をかけて決勝に挑んだものの・・・パワラン学園に敗北した。
理由は日本の超優秀なプレーヤーは早くもアメリカのスカルタに送られていくからである。
しかし今年この甲子園の時期にだけ優秀なプレーヤーたちをアメリカから戻ってもらって
プレイしてもらうという事になった・・・

〜スカルタスクール東京〜

アナウンス:「星馬盆(せいば ぼん)1〜6軍投手制覇!」

スカルタスクール東京には全6軍属している。
このアナウンスはスカルタスクールの1〜6軍代表全ての投手から3打席中一回の出塁を果たした時に流れるものである。
しかし今回全投手で6打席分しか投げていない。

星馬:「今日のウォーミングアップはおしまいだ。そこの1年、タオル用意しろ。」

星馬(2年)は外国にいく実力がありながら、わざわざ日本に残っている。
日本には自分にとって最高のコーチ、星馬コーチがいるからだ、そう自分の父である。
もちろん一軍であり、1年の時から甲子園のキャプテンを努めた。
そんな彼は最強の安打製造機と呼ばれていて、安打を製造するのに必要な要素を全て重ねそろえている。
スカルタ界最速の足、
ピストルの弾の軌道が見えるほどの動視力、
そして日本最速のスイングスピード。

今日は彼にとって「気に入らない日」である。
アメリカから左京(3年)、黒岩(3年)バッテリーがやってくる。

左京はアメリカ高校界で最優秀投手を獲得した投手。
そして黒岩は首位打者と打点王の称号をもつ打者。
2人ともスカルタを代表する選手である。

星馬が指揮して負けた去年の甲子園、
どうしてもまたキャプテンとしてパワラン学園に仕返しをしたいのである。
彼ら2人が来たらキャプテンの座はまずありえない。

彼以外の甲子園出場予定メンバーと星馬打撃コーチ、
黒岩ピッチングコーチは今左京と黒岩を空港に迎えに行っている。

〜一ヶ月前スカルタスクール東京〜

東京スカルタオーナーに挨拶を言いに行った星馬がいた。

星馬:「おはようございます。神津オーナー。」

星馬がオーナーに頭を下げる。

オーナー:「どうしたんだね?星馬君、何か、ようでもあるのかね?」

オーナーが首をかしげる。

星馬:「昨年の甲子園、申し訳ありませんでした。
今年は因縁を晴らす為絶対に優勝旗を奪い返します。」

オーナー:「当然だ。」

星馬:「しかし神津オーナー、左京さんや黒岩さん等の世界で活躍なされている選手を
わざわざ日本に呼び返さなくてもわれわれには充分の戦力があります。
よって彼らの協力は無意味だと思います。」

神津オーナーがため息をつく。

星馬:「僕にもう一度チャンスをください。」

星馬が頭を下げる。

神津オーナー:「そんなに指揮されるのがいやかい?
彼らは日本に来るよ、しかしお前にもチャンスをやろう。
もしお前が彼の球を打てたらキャプテンをくれてやる。」

星馬がもう一度頭を下げる。

時を戻して・・・
現在スカルタスクール東京に左京と神津オーナ−が載ったリムジンが到着した。

星馬はバットを握りながらイメージトレーニングをしている。

はたしてスカルタ甲子園キャプテンの座は誰の手に?

メンテ
Re: パワラン野球小説 〜スカルタ・スクールストーリー〜 ( No.2 )
日時: 2004/06/16 20:47
名前: 速馬



今日後1時間で決まるのだ。
甲子園のスカルタスクール、キャプテンが。
おそらくキャプテンは左京であろう。
誰もがそう思っただろう、
155km台の直球、
正確無比の制球力、
打者の意表をつく変化球、
そしてスカルタの代表としてのリーダーシップ。

しかし星馬には勝機があった。
条件は左京との1打席の勝負で出塁する事。
守備は代表スタメンメンバーが入る。
星馬が守るセンターはスカル東京一軍メンバーの北森が守る予定になっている。

勝負は2時間後、
スカルタ甲子園メンバー練習前にする予定だ。

星馬:「沢、調子はどうだ?」

沢は甲子園メンバーのサードである。
彼もスカルタ東京に属しており、
星馬とは同学年で仲がいい。
しかし二人共性格は正反対である。
星馬が野心溢れ、欲がある男なら、
沢は正義感溢れ、無欲な男だ。

沢:「少し緊張しているね。
今日は左京さんや黒岩さんに会うんだしね・・・。」

星馬:「気にするな、俺なんて今日は左京さんに挑戦さ。」

沢が顔をすくめる。

沢:「・・・こんな無謀な挑戦をして、勝機はあるのか?」

星馬:「出塁するのに必要なのは、
対戦する投手を知る事、そして駆け引きだ。」

沢:「いつもの口癖だな。」

星馬:「今日は駆け引きで勝つ。」

沢:「・・・バントか?」

星馬:「ああ、そのつもりだよ。
サードへの内野安打さ。
いくら自信はあっても左京さんから打てる確率はせいぜい5割くらいであろう。」

沢:「わかっているのか?俺はサードを守るんだぞ?」

星馬:「わかっているから言っているのさ、君には協力をしてもらいたい。
キャプテンには副キャプテンを選ぶ権利がある。
去年のようにキャプテン俺、副キャプテン君で優勝しようではないか?」

沢が後ろを向く。

沢:「そんな事をしてキャプテンになっても意味がないんじゃないか?
俺はその話乗らないよ。
それにお前なら俺に言わなかったらバントで余裕にセーフだったろう・・・
悪いな。」

星馬が笑いながら答える。

星馬:「そうか、それは残念だ。
しかし俺はお前を信用している。バントはするよ。」

沢が立ち去る。

2時間後・・・
アナウンス:「これより左京君と星馬君の勝負を行います。」

星馬は本当にバントをするのか?沢の決断は?
序章、キャプテン決まる!

メンテ

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