第9章:スカルタ戦、プレイボール!!!

今は1時間後スカルタスクールとの練習試合がある球場にいる・・・

佐伯:「それにしてもでっかい球場ですね〜。」
桐原:「うん、ただの練習試合にしてはな・・・(これも左京の存在か・・・)」
溝口:「当たり前じゃん!?なんせこの溝口竜也様の初高校試合なんだからな〜♪」
佐伯&桐原:「・・・」
橘:「お前が試合にでたら、神等学園はもう二度と野球で強い高校と呼ばれなくなる!」
溝口:「そっちこそお前が今日ピッチャーやったら今日中に試合が終らん!!!」
橘:「なに!!!(怒)」
佐伯:(またはじまりました・・・もう止める気力ありません・・・)
溝口:「今日は左京からホームラン奪って、左京ガールを溝口ガールにしてやる!!!」
橘:「溝口ガール・・・プっ・・・聞いた感じだけでもこの世のものとは思えん♪」
溝口:「何?」

とその時・・・

女軍団:「キャアアアアアアアアアアアア!!!」
溝口:「ほら来た♪」
橘:「おいでなすったか・・・」
佐伯:「いやあれはちがうと思います・・・」
女軍団:「水野様〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!♪!♪!♪」
溝口:「何!なんであいつあんなにもててるんだよ?」
佐伯:「そりゃあ水野先輩と来たらもうやさしいし、野球上手いし、ハンサムだし〜♪」
橘&溝口:(こいつ、いやに詳しいな。)

とさらに・・・

超女軍団:「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア(以下省略)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
溝口:「にゃ?(怒)」
橘:(まるでこうもりの超音波だな・・・)
佐伯:「これは明らかに・・・」
溝口&橘&佐伯:「左京だな。」
佐伯:「さすが今日本で一番騒がれているプリンスですね・・・」

黒岩コーチ:「あいかわらずだな、左京。この女の数の量は。少し分けて欲しいくらいだ・・・」
左京:「はい。」
スカルタ5軍:「・・・」

近郷監督:「よし、この試合、神等学園の名誉をかけて戦うぞ!!!」
神等学園野球部一同:「おう!!!」
溝口:「ところでもう少しで試合の時間だけどよ〜、スタメン発表はどこだよ?」
一文字コーチ:「ああ、それなら向こうの電光掲示板にありよ。」
一文字コーチが指を指した先には明るい電光掲示板・・・

新等学園スタメン
1番 レフト    佐藤翔   (3年生)
2番 ショート   一文字風助 (2年生)
3番 セカンド   水野襲   (2年生)
4番 ライト    桐原進介  (3年生)
5番 サード    漣恵吾   (1年生)
6番 ファースト  七瀬竜   (3年生)
7番 センター   鈴木翔太  (3年生)
8番 キャッチャー 佐伯    (1年生)
9番 ピッチャー  橘     (1年生)

スカルタスクールスタメン
1番 ショート   松田幸   (3年生)
2番 キャッチャー 荒谷信也  (2年生)
3番 サード    坂本健   (3年生)
4番 ピッチャー  左京    (3年生) 
5番 ファースト  長崎裕介  (1年生)
6番 ライト    中村長助  (2年生)
7番 レフト    飯島直樹  (3年生)
8番 センター   川松人   (1年生)
9番 セカンド   西村灘   (2年生)

溝口:「お、あった、あった!!!」
橘:「ぶっ、 電光掲示板はあったがお前の名前はないぞ。まあ、俺の名が入ってるのは当然だかな・・・」
溝口:「何?よくみてみろ4番 ショート 天才溝口竜也様って書いてあるだろ・・・・ってマジかよ!!!なんでオレの名前があの電光掲示板に無いんだよ!」
橘:「ズバリ〜、バカでアホで糞下手だからな。」
溝口:「ホッ(怒)」
橘:「さてと亮、そろそろウオーミングアップするぞ。俺たちのすごさを見せてやろうぜ。」
佐伯:「はい!溝口くん、代打とかで出ても大丈夫なように一緒にウォーミングアップしますか?」
溝口:「おう!!!」

そしていよいよプレイボール、一回の表スカルタの攻撃・・・、

シュ!!!
ギュ-----ン
バシ!!!
ストライクバッターアウト!!!
チェンジ!!!

黒岩コーチ:「ほう面白いピッチャーだな、左京。1年で147kmとはな・・・」
左京:「はい。」

橘:「ふん、5軍なんかにオレの球触らせるか!」
佐伯:「橘君いい感じですね。このペースをキープすれば・・・」
桐原:「僕達が頑張って左京から1点奪ってやる。」
橘&佐伯:「・・・」

そしていよいよ左京がマウンドに立つ・・・

マウンドに立った左京の投球はいったいどんなものなのか、神等学園は左京から点数を奪えるのか?次章、神等学園スタメンが左京にチャレンジ!!!

第9章:スカルタ戦、プレイボール!!!「終了」