第8章:神等学園ys左京その前日

突然最強スカルタから左京がでる練習試合を申し込まれた神等学園、スカルタでは・・・

ビシューーーーー!!!
バシッ!!!
ガン!!!

黒岩コーチ:「それにしてもお前はすごい、一流プロでもクリアがむずかしいこのス
トラックアウトも楽々クリアするなんてな・・・」
左京:「ありがとうございます。」
黒岩コーチ:「ところでだが左京、神等学園に対して投手やりたいといったのはなぜ
だ?あんな高校いくらレベルが高いといってもスカルタ一番の投手のお前の敵ではな
いはずじゃ。」
左京:「ええ、貴方がいうように僕の敵にはならないでしょう、でもあの高校は一文
字コーチも認めた高校です。」
黒岩コーチ:「一文字コーチは実力不足でスカルタ、魔球研究会に首にされた人間
だ、あいつの認めた高校などたいした事ないじゃろう。」
左京:「彼は実力不足で首にされたわけじゃない・・・」
黒岩コーチ:「お前はいやに一文字コーチがすきじゃな。」
左京:「彼は僕に160kmの球をくれた。」
黒岩コーチ:「ああ、だがその160kmが一文字コーチを首に導いた、スカルタは
スピードの魔球の一文字コーチよりも変化の魔球のわしを取った。まあ当たり前の判
断だな、ストレートより速い球を投げても所詮、変化魔球にはまさらないだろう。」
左京:「・・・」
黒岩コーチ:「まあいい明日の練習試合にお前が出るということはわしが監督する事
になる。
左京:「・・・よろしくお願いします。」
黒岩コーチ:(左京のやつ、わしの魔球より首になった一文字コーチの魔球のほうが
好きのようじゃな・・これはいずれ問題になるな。)

一方、神等学園では・・・

一同:「新等学園との練習試合!?それもあの左京が投手!!!???」
近郷監督:「ああ、信じがたい事だがな・・・」
一文字コ−チ:「・・・」
溝口:「フハハハハハ!!!これで僕も有名人だ!!!」
一同:「???」
溝口:「へへ、僕が左京の球を場外ホームランにして〜♪」
一同:「・・・」
溝口:「新聞一面に僕の名前を飾ってやる♪」
一同:(こいつ天然の馬鹿だな・・・)
橘:「バカすぎてつっこめんな。」
溝口:「にゃんだと〜、十分つっこんでんじゃないか!!!」
橘:「大体お前に左京の球が当てられるわけが・・・その前にお前に試合の打席に立
てる訳がないだろ。」
溝口:「じゃあお前はどうなんだよ、ピッチャーマウンドに立てるとでも思っている
のかよ!!!」
橘:「まあ少なくてもお前よりかは99.9999999999999(以下省略)
%はでれる確率あるだろうな。」
溝口:「僕が試合に出れる確率そんなに低いの!?」
一文字風助:「低いね」
一文字コーチ:「風助」
一文字風助:「ごめん・・・」
溝口&橘:(一文字コーチ威圧感すごい・・・)

佐伯:(それにしてもあの高校界のプリンスがいきなり練習試合なんて・・・)
一文字:(左京・・・父さんの夢の魔球を実現させた男・・・)
近郷監督:「しかし左京が投げるなんて・・・(本当の目的はいったい?)」

桐原:「さあ、こうしててもしょうがない!みんな明日に備えてばりばり練習しよう
!!!」
一同:「おう!!!」
近郷監督:「よしまずはグランド10周だ!!!」
一同:「おう!!!」

スカルタ相手にテンションがあがってきた神等学園野球部、そして暗い表情の左京・
・・次章試合開始!!!