第一章:神等学園入学!!!

溝口:「僕の名は溝口竜哉、勉強も野球も超万能であの名門高校神等学園に合格した。
今日はその学校の初日です。今は学校行きのバスにのっているところ。

???「あの、君も神等学園生ですか?」
溝口:「へへ、見て分かるだろ。っていうか君は誰?」
佐伯:「佐伯亮です。今日でこの学校はじめてです。よろしくお願いします。」
溝口:「よろ、っていう事はお前も1年か、ちなみに僕の名前は…」
佐伯:「溝口竜哉くんですよね、さっき自分でいっていましたから。」(笑)
溝口:「おい、ついたぜ」
佐伯:「は、はい!」
溝口:「でかい学校だな…」
佐伯:「そうですね…なんだか緊張してきました。」
溝口:「じゃあまたあとでな。」
佐伯:「はい!!!」

二人はそれぞれの想いをもって学校に入った

三時間後
溝口:「へへ、いよいよ高校野球の中でもハイレベルな神等学園の野球部で僕の時代がやってくるぜ。
一軍、二軍があると聞いたけど僕には関係ないね。即レギュラーだもんね。」

{おおお!!あれはまさかこの学校のレギュラーの一人佐藤翔さんじゃ!?}
{まじ!?俺、甲子園のテレビで見た時この人みたぜ、たしか打率は4割にちかいとか!!}
{まじかよ!!!すげーさすが神等学園レベルが違うぜ}

溝口:「へへ、俺なんか中学時代の打率4割だぜ。」
佐伯:「でも佐藤さんは中学時代,打率5割らしかったですよ。」
溝口:「あの小さいやつが?」
佐伯:「彼は小柄でもすごい身体能力をもっているのですよ。」

近郷監督:「黙れうるさい。この高校の監督を勤める近郷だ。」
1年軍一同:「よろしくお願いします!!!」
近郷監督:「それでは早速1年の入団テストを行う2、3年軍キャプテンにしたがって向こうで練習しておけ。」
2,3年軍:「はい!!!」
近郷監督:「それでは入団テストを始める。最終的に残れるのはこの約200人中36人までだ。
まずは最初のテストで100人削る、長距離走だ。上位100人まで次に進める、それ以下はその時点でおしまいだ。」

1年軍は急に静まりこんだ。あまりに急のテストの過酷さんに。そしてその可能性の低さに。

溝口:「僕はどうせ楽勝に1位ゴールにきまっているよ。」
佐伯:「僕はちょっと自信が無いな…」
溝口:「落ちる人数きまってんだからさ、気楽に行こうぜ。」

近郷監督:「それではもっと詳しく説明しよう。最初のテストでは校庭を10週まわってもらう。
計15kmだ。そして各テストの記録保持者(2、3年軍)にいっしょにテストを受けてもらう。
どのテストでもいいが、その記録保持者に勝った者はその時点で最終テストにすすめる。まず最初のテストで一緒にはしってもらうのは水野襲だ。」

水野:「よろしく。今年の1年は元気があっていいですね。長距離走は日々の努力が素直にあらわれていい競技ですよね。
みんな、一緒にがんばりましょう!!!」

1年一同{パチパチパチパチ}

近郷監督:「それでは早速始める。10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、スタート!!!」

いっせいに走り出す1年軍、一人だけ最初からかなりのペースではしりだすのは…溝口!!!
こうして始まった入団テスト、はたして溝口の自信ははったりか?それとも…

第一章:神等学園入学!!!「終了」