PawaVictory

作者:ゼオン

第一章 高校野球始動

垣内(俺の名前は垣内雅斗。野球の名門、鐘森高校に合格した。)
明地「誰に話し掛けてるの?」
垣内「チッ…。何でもねぇ」
こいつは俺の親友、明地大助。
俺と大助は中学時代から同じ学校で、バッテリーを組んでいる。
中学時代は天下無敵のバッテリーとして全国から恐れられていた…。
明地「あ〜、この調子で行くとバスに5分程間に合わないなぁ。走ろうか〜」
バス停
バスの運転手「ドアが閉まります。ご注意下さい」
垣内・明地「待て〜〜〜!!」
ガシャー バタン!
明地「あ、危なかった・・入学早々遅刻する所だった…」
垣内「結構混んでるな…後ろの方行こうぜ」
バスの運転「鐘森高校前〜。鐘森高校前〜」
明地「あ、着いた。出なきゃ!ちょっとどいて下さいぃ〜」
バスの運転手「他に御座いませんか?発車します」
明地「いッ!?イマス!イマスッ!」
垣内「どけ〜〜ッ!」
ガシャー バタン!
ブロロロロロ…
明地「ぎりぎりセーフ!危なかった〜…初日からアクシデントばっかだなぁ〜
(汗)」
垣内「全くだぜ…」
明地「じゃ、学校入ろう」
30分後
先生「これで入学式は終わりだ。この後は、部活入部だ。場所によっては試験等もあ
る」
垣内(野球部ってかなり入部希望者来るよな当然試験もあるだろうが…)
先生「ああ〜、特に野球部は厳しい。希望者は覚悟しておけ。では解散!」
明地(そりゃ厳しいだろうね〜。名門高だしね。)
垣内「じゃ、早速野球部行こうぜ」
明地「楽しみだね〜。どんな先輩が居るんだろう」
野球部専用グラウンド
ザワザワ…
監督「静かに。私は鐘森高校監督の鬼堂優だ。よろしく」
全員「宜しくお願いしますッ!!」
監督「入部希望者150人中、より優れている入部希望者を20人入部させる。」
全員(に…二十!?いくら名門高と言えど少なくないか…!?)
入部希望者達は一気に静まり返ってしまった。
それもその筈。150人を20人にすると言われて平気で居られる人は居ないだろう。
垣内(20人?多いな。2人でもいいくらいだぜ!)
ここにいた。
監督「では、これより試験の説明をする。入部希望者には、4つの試験をしてもら
う。その試験ごとに、S(7点)、A(6点)、B(5点)、C(4点)、D(3点)、E(2
点)、F(1点)、G(0点)の8ランクに分ける。この総合点上位20名が入部だ」
監督「では試験を開始する。第一試験、打撃力 マシン打撃!バッティングマシンか
ら10球出てくる。それを打ち、フォームやミートポイント、飛距離等が観点となる。
No.1番、垣内雅斗。打席に立て」
垣内「俺が一番か。何番だろうが打つだけだ」

第一章 高校野球始動 −終わり−