第3章  「暑い日の事件」
 
山口>暑〜〜〜〜〜い!
谷本>本当に今日は暑いね!
    最高気温36度だってよ!
山口>死んじゃうよ〜
谷本>んなおおげさな!
山口>そうだ!今日は林の家に遊びにいくんだよな?
谷本>そうそう!
 
ピーンポーン!
 
林>はい。
山口>あ、山口とアホです。
林>ど、どうぞ
谷本>アホってなんだよアホって!
 
かすかに林は笑っていた
 
林>今日ね来てくれて嬉しいんだけど俺の父さんの仲間が集まってきてうるさいけどいい?
山口>いいよいいよ!
林>紹介するね。こっちが俺の父さん。ロープ作りしてるんだ。
林の父>おお!お前の友達か?よろしくな
林>で、こっちが氷職人の水方さん
水方>よろしく。
林>最後にこの人が包丁を作って30年の和田さん
和田>よろしくな!包丁はあぶないから気をつけろよ!
山口>皆さんなんか職人さんですね!
林の父>まあな!
水方>僕達4人はね元同じ小・中・高学校を通っていたんだよ。
山口>4人ってあと一人は?
谷本>その人はどんな職人なんですか?
林>高神って言う人で、あの人だけは立派に銀行関係の会社に勤めてるんだ
林の父>あのひとだけっていうのは余計だろ!そういえば屋上で景色を眺めに行くとか言ってたな。
水方>あの人は景色好きですからね。
和田>まぁそのうち降りて来るだろ?
山口>ここって6階でしょ?何階まであるのこのマンション?
林>ここはね17階
谷本>結構高いから景色よさそうだね!
林の父>今は3時か・・・夕方の景色でも後で見るか?
水方>それもいいですね。
和田>高神はどうする?
林の父>6時ごろ見に行くとして、それまでには戻ってくるだろ?戻ってこなかったら上に行けばいいんだし。
水方>じゃあ僕がこの子らにかき氷でも作ってあげるかな?
山口&谷本>やった〜〜〜
 
僕らはかき氷をたべ林たちと一緒にゲームをしながら6時ごろを迎えた
 
林の父>あいつまだ上にいるのかよ!
水方>よっぽどいい眺めなんでしょうね?
林の父>まあな。じゃあ上行くか。
山口>どんな景色なんだろうね?
谷本>うん!
 
そう話ているうちに最上階の17階へ
 
山口>ついた!
林>こっちだよ屋上は
       あれ?いつもこんなのあったっけ?
 
そこには「立ち入り禁止」の看板が置いてありロープが張ってある
 
林の父>乗り越えるぞ!
谷本>よいしょっと
和田>お〜い高神!来たぞ〜・・・・・!!!
山口>!!!
谷本>!!!
林の父>おい!大丈夫か高神!大丈夫か?
 
高神さんはうつ伏せになり背中に包丁が刺さっている
 
水方>高神〜〜〜〜〜
 
友達の家に行ったときに起こった事件!
また僕の目が痛くなりそうな予感がする・・・