第二章「地獄の入部試験[第1版]」
今年から入部試験を行なう事になった宇賀和良高校の野球部。
はたして試験の内容は!?
 
「吉田監督」よしみんな降りろ
「大地」ここは・・・公園!?
「黒田」そうみたいだね。普通の公園にしか見えないけど・・・。
「??」こっれわまたまたどでかい公園ですねぇ。
「大地」??
「八島」こんにちわ。僕は八島薫(やしまかおる)っていいます。よろしくおねがいしまーす。
「大地」八島君かよろしく
「吉田監督」さて、まず第一の試験だ。今100人いるな。その中から50人にしぼる。
「水原」え〜とみなさんには今からノックを受けてもらいます。10球うけて3球取れれば合格です。
「一部」3球!?余裕じゃないか。
「吉田監督」でははじめる。一番 霜下
「霜下」はい!
カキ―ン カキ―ン
「霜下」!?下がでこぼこでイレギュラーする!?
「吉田監督」ふふふはははは。
カキ―ン カキ―ン カキ―ン
「八島」結構難しいようですね。
「大地」あぁ、俺は守備は自信あるぜ
「黒田」俺はあんまり・・・・・。
カキ―ン スカッ
「霜下」かすった!?よし。とれるんだ
だがこいつは0球に終わった
次々と取れない奴が脱落していく。
そして今度は八島の番である
「吉田監督」次、八島
      ┗ろくな奴が今年はいねぇな
「八島」はい!行ってきますよ、大地さん、黒田さん。
「黒田・大地」おぅ
カキ―ン パシッ
「黒田・大地」!?今のグラブさばきは・・・凄い・・・・。
カキ―ン バシッ
カキ―ン バシッ
「吉田監督」よし、3球とったな。合格だ。
「八島」やりましたよ。黒田さん、大地さん
「大地」お前スゴイな。俺も次だから頑張ってくるぜ
「吉田監督」次は川崎だ。
「大地」はいぃ!!!
カキ―ン スカッ
カキ―ン パシッ
カキ―ン スカッ
カキ―ン パシッ
カキ―ン パシッ
「吉田監督」うむ。合格だ。
「大地」やったぜ!黒田!八島!
「八島」はい!おめでとうゴザイマス!後は黒田さんですね
「黒田」頑張ったね。そうだ・・・俺だよ・・・・。これ落ちたら・・・・・。
「大地」そんなこというなよ。お前はラストだからまだ時間がある。精神統一しとけ
「黒田」あぁ・・・・。
「吉田監督」ハイ次。合格だ。ハイ次、次、次
そろそろラストの黒田にまわってくる。
「吉田監督」え〜と次は杉山だ。
「杉山」はい・・・・・。
「吉田監督」こいつは確か中学で完全試合やりとげたやつだったな・・・・。
カキ―ン パシッ カキ―ン パシッ カキ―ン パシッ
「吉田監督」さすが、、自分の守備でもみせたというからな。・・合格だ。
「大地」あいつスゴイな。それより黒田。出番だ。
「黒田」あぁ。
「吉田監督」これでラストだ。黒田。
「黒田」はい!
カキ―ン スカッ
カキ―ン テンテンテン
「大地」バカヤロー!最後までおっかけろ!
カキ―ン スカッ
カキ―ン スカッ
カキ―ン スカッ カキ―ン スカッ カキ―ン スカッ
「吉田監督」次取れなかったら終わりだ。
「大地」黒田!お前ならできるぞ!
「八島」頑張ってください!
「黒田」あぁ!
カキ―ン パシッ
「大地・八島」やったーーー!それいけそのまま後2球
カキ―ン パシィ
「大地」ラストおもいっきり!
カキ―ン ズシャ―ザザー
黒田は思いっきりよこっとびをした。
「黒田」??
黒田はすぐさまグローブをみる。
「黒田」・・・・・あぁ・・・・・・・。
「大地」なにぃ!?取れてない・・・・・・。
「八島」黒田さん・・・・・。
「吉田監督」黒田。残念だが不合格だ・・・・・。
「黒田」はい・・・・。ありがとうございましたぁ!
「大地」黒田・・・・・。
「八島」黒田さん・・・・。
「黒田」短い間だったけどありがとな。俺は野球ができないのなら違う高校へ行くよ。そしてお前等をたおすぞ!
お前等は絶対おちんなよ!ジャァナ!
たったったったったっ
「大地」・・・・・・・・。
「八島」川崎さん、絶対に合格しましょうね!そして黒田さんと戦いましょう!
「大地」おぅ!いくぞ八島!
「八島」はい!
 
なんと黒田が無念の不合格。予想できなかった展開へ!
この後どうなる!?次章ふたつめのテスト
 
第二章「地獄の入部試験[第1版]」終わり